2013/02/06

荒井由実「Super Best Of Yumi Arai」



今週の波音は、荒井由実の「Super Best Of Yumi Arai」をご紹介。

ユーミンっす。
私が高校生の時は松任谷由実全盛の時代。
アルバム一枚が300万枚売れたとか500万枚売れたとか、そういう時代だったんですよね・・・

ところが相馬少年、そんなミーハーな音楽なんて聴けるか!と言わんばかりに時代に背を向けて、もっぱらヘビメタやパンクやらに傾倒していたわけです。

そんな私がユーミンを聴きだしたのは30歳を過ぎてから・・・
そして今、サーフィンをするようになってからはすっかり車の中でのローテーション入り。

何がそんなに変わったのかというと、やっぱり自分が素直になったのかなと。

素直に染み入る音楽が心地よいというか、しみじみ聴ける音楽ってのはやっぱいいもんです。

んで、このスーパーベストが荒井由実の代表曲がぜ~んぶ収録されてるってことでオススメ。

最近「日本の恋とユーミンと」が発売されましたが、松任谷由実時代の曲とごっちゃになっててちょっとね・・・
このアルバムの中の曲は全部オススメ。
っていうか、一つ一つの曲に込められたエピソード、どれかひとつくらいは心当たりあるんじゃん。って思っちゃいます。
色の黒い40過ぎたおっさんが、バスに向かって大きく手を振ったり、誰かの帰りを待ち続けて人影見送ったり、部屋の隅で投げやりな別れの予感を感じたり、避暑地の木漏れ日を求めてウロウロしちゃってる姿ってのはどうにも想像できませんが、ま、過ぎ去った青春の日々を思い出してニヤニヤしたり切なくなるくらいは許して欲しいわけで。

いろんな人の持っている、あんな思い出や、こんな思い出をそのまま歌にしてしまったユーミンはすごいっす。

あ、特に松任谷由実時代の曲が嫌いってわけじゃないですよ。
それはそれ、BEATLES時代のジョンレノンとソロになってからのジョンレノン、そのくらいの違いなのであえて荒井由実を紹介させて頂いたというわけです。

海の行き帰り、このアルバムを聞いているとなぜかホッとしちゃうって、やっぱり歳をとったんですね・・・
あーやだやだ。
でもユーミンは好き(笑)

ってことで、同時代時代に背を向けていた元ヘビメタ少年やパンクキッズたちにもぜひとも聴いていただきたい!そんなアルバムの紹介でした。

荒井由実「Super Best Of Yumi Arai」

ディスク:1
1. ひこうき雲 
2. 恋のスーパーパラシューター 
3. 空と海の輝きに向けて 
4. きっと言える 
5. 雨の街を 
6. 返事はいらない 
7. そのまま 
8. 瞳を閉じて 
9. やさしさに包まれたなら 
10. 海を見ていた午後 
11. 12月の雨 
12. 魔法の鏡 
13. COBALT HOUR 
14. ルージュの伝言 
15. ベルベット・イースター 

ディスク:2
1. 卒業写真 
2. 航海日誌 
3. CHINESE SOUP 
4. 少しだけ片想い 
5. 雨のステイション 
6. あの日にかえりたい 
7. さざ波 
8. 14番目の月 
9. さみしさのゆくえ 
10. 朝陽の中で微笑んで 
11. 中央フリーウェイ 
12. 天気雨 
13. 避暑地の出来事 
14. グッド・ラック・アンド・グッドバイ 
15. 翳りゆく部屋

↓こちらのURLから視聴出来ます

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